「iDeCoに興味があるのだけれど、今の相場は始める時期として適切なのかな?」
株式市場には、値動きというものが存在します。
そのため、iDeCoを始めるにしても、「今始めるべきか?」という疑問は、誰しも考えることですよね。
この記事では、iDeCoを今はじめるべきかということについて、ご紹介していきます。
iDeCoに興味がある方は、参考にしてみてくださいね。
結論
iDeCoを始めることを決めているならば「今」
最初に結論から述べさせていただきたいと思います。
結論は、iDeCoを始めることを決めているのであれば、「今」始めるべきということです。
iDeCoを始めることを決めるには?
iDeCoを始めると決めるには、インデックス投資とドルコスト平均法を信用することができるかということがポイントになります。
iDeCoで投資信託を運用商品として選択して積み立てを行う場合は、月々一定額を積み立てることになるので、ドルコスト平均法を採用することになります。
そして、投資信託の運用商品としては、インデックスファンドをオススメするので、この2つがどのようなものか押さえておかなければ、iDeCoを始めることを決意することはできません。
なお、運用商品として定期預金を選択する場合は、時期を選ぶ必要はないので、節税効果を狙うのであれば、なるべく早く始めるべきです。
理由:インデックス投資とドルコスト平均法
理由1:インデックス投資の利点
インデックス投資(長期分散投資)をオススメする理由は、別の記事でもご紹介していますが、長期投資により長期間の株式市場の成長を味方につけ、分散投資により値動きを抑えることができるからです。
インデックス投資は、長期間の株式市場の成長を味方につける投資手法ですので、投資期間は長ければ長いほど長期投資のメリットを生かすことができます。
そのため、株式市場は長期的視点でみれば成長していくという長期投資の前提を信じることができるのであれば、なるべく早く投資を始めた方が良いことになります。
また、インデックス投資は、広く分散投資を行うことにより、集中投資に比べ値動きが緩やかになります。
そのため、インデックス投資が値動きを緩やかにしてくれると信じることができるのであれば、どの時点から始めても、最終的な収益の差は小さくなるはずなので、良いタイミングを待つ必要はないということになります。
理由2:ドルコスト平均法
ドルコスト平均法は、投資信託等の商品を一定金額で定期的に購入する投資方法です。
iDeCoは、毎月一定金額を積み立てるので、ドルコスト平均法を採用していることになります。
ドルコスト平均法は、購入タイミングをずらし、「時」の分散投資をすることになります。結果として、投資信託の基準価額が下がっている場合は多く購入し、基準価額が上がっている場合は少なく購入することになるので、購入価格を平準化することができます。
購入価格が平準化するので、どの時点で買い始めるかという点は、投資のリターンに大きな影響を与えにくくなります(気をつけたいのは、iDeCoの受給時期は、リターンに大きく影響します。)。
したがって、ドルコスト平均法の効果を信用するのであれば、いつ始めても、リターンはあまり変わらないということになります。
いつ始めてもドルコスト平均法により購入価格が平準化するのであれば、長期投資の利点を生かすために、なるべく早く始めた方が良いという結論になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、iDeCoを今はじめるべきかということについて、ご紹介してきました。
iDeCoに興味がある方は、参考にしてみてくださいね。