「心が温まる優しい漫画を読みたいな。」
「さっと読める短編漫画を知りたい!」
少し時間があるときは、さっと読める短編漫画があるとちょうど良いですよね。
この記事では、オススメ完結済み漫画「金の国 水の国」を紹介していきます。
心温まる1巻完結の短編少女漫画です。優しい気持ちになりたい方にはオススメしたい1冊です。
基本情報
作者:岩本ナオ
作者は、岩本ナオさんです。
他の作品としては、「町でうわさの天狗の子」という完結作品があります。
また、「金の国 水の国」と現在連載中の「マロニエ王国の七人の騎士」でこのマンガがすごい!オンナ編の1位を獲得しています。
巻数:1巻
巻数は、全1巻ですが、その内容はたっぷり詰まっています。
話のスケールも大きいので、映画1本分ほどのボリュームを感じられます。
フラワーコミックスα
月刊フラワーズで連載されていましたので、フラワーコミックスαから発売されています。
あらすじ
A国とB国は、隣合う国ですが、長年いがみ合っており、些細なことで文句を言い合っていました。
そんな状況の中、本当に些細なことでA国とB国は戦争を開始し始めました。
慌てた神様は、両国の仲裁に入り、A国からは国で一番美しい娘をB国に嫁に、B国からは国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさいと言いました。
A国の第93王女のサーラはB国から来る若者の結婚相手に、B国の図書館長の息子ナランバヤルはA国から来る娘の結婚相手に選ばれます。
そんな2人が偶然出会い、A国とB国を巻き込んだ物語が動き出します。
オススメポイント
1巻なのに壮大な物語
「金の国 水の国」は、全1巻と短い巻数です。
そのため、物語のボリュームとしては、薄いのではないかと思われる方もいるのではないかと思います。
しかし、そんな心配はご無用です。
物語は、A国とB国という隣り合う2つの国を巻き込んだスケールの大きいお話です。また、登場キャラクター達は、現在のいざこざの解決だけでなく、2国間の将来を見据えた行動をとっており、時間軸としても大きなスケールを持った物語となっています。
読み終わった際は、映画を1本見終わったかのような満足感を得ることができるので、ボリューム不足かもとは思わず、是非手に取っていただきたい1冊です。
キャラクターが優しくて強い
「金の国 水の国」に登場するキャラクターは、どのキャラクターも優しくて強いです。
登場シーンでは、悪者に見えたり、ちょっと頼りなかったり、軽そうだったりと、しっかりしたキャラクターには見えないです。
しかし、みんな人を思いやる優しさを持っており、自分の国を愛し、自分の国を守ろうとする強さを持っています。
このようなキャラクターたちが、自分の大切な人の幸せのため、自分の国のために努力する姿は、読んでいて応援したくなります。
物語の雰囲気に合った優しい画
「金の国 水の国」は、少女漫画です。そのため、画の雰囲気は、少女漫画らしくほんわかした優しい絵柄です。
その画は、優しい物語の雰囲気に非常にマッチしています。
少女漫画を普段あまり読まないという方もいるかもしれませんが、そのような方でも、物語の雰囲気にマッチしているため、違和感なく読むことができると思います。
オススメできる方
心温まる物語を読みたい方
「金の国 水の国」は、本当に心温まる物語です。とてもほんわかとした気持ちになることができます。
そのため、ちょっとつらいことがあってへこんでおり、自分を癒やしたいと思っている方などにはうってつけの漫画です。
ちょっと元気がないよという方は、「金の国 水の国」を読んで、少し心の休憩をしてみてはいかがでしょうか。
誰かと仲直りしたい方
すでにご紹介したように、登場するキャラクターは、みんな優しく、他人を思いやる気持ちを持っています。
その他人を思いやる優しさをみていると、自分もこのような優しさを他人に持つことができたら、ちょっとしたことで喧嘩したりすることもなくなるだろうな、と感じます。
今、誰かと喧嘩していてなかなか仲直りできない方は、「金の国 水の国」を読んで、他人を思いやる優しさを参考に、仲直りをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、オススメ完結済み漫画「金の国 水の国」を紹介してきました。
心が温まる物語を読みたい方には、非常にオススメです。是非読んでみてくださいね。