「面白い歴史漫画を知りたい!」
「大河ドラマみたいな壮大な作品を読みたいな」
歴史漫画で連載中の作品としては、「キングダム」がありますが、同じ歴史漫画で壮大な作品があったら、読んでみたいと思うのではないでしょうか。
この記事では、オススメ連載中漫画「ヴィンランド・サガ」について紹介していきます。
11世紀の北ヨーロッパを舞台とした壮大なスケールの歴史漫画です。歴史漫画が好きな方には、非常にオススメの作品です。
基本情報
作者:幸村誠
作者は、幸村誠さんです。
「プラネテス」で有名な漫画家さんですね。
「プラネテス」は、宇宙が舞台なので、舞台は大きく違いますが、根底にあるテーマは似ています。「プラネテス」が好きな方は、「ヴィンラント・サガ」も好きになるでしょう。
巻数:既刊23巻
巻数は、23巻です(2020年6月時点)。
現在、ストーリーとしては、大きな4部構成のうち3部まで終わったところのようですね。
講談社コミックス
「ヴィンランド・サガ」は、講談社コミックスから発売されています。
連載は、月刊アフタヌーンで連載されていますね。
あらすじ
舞台は、11世紀の北ヨーロッパです。
この時代の北ヨーロッパでは、各地でヴァイキングが猛威を振るっていました。
そんなヴァイキングの集団のうち、アシェラッドが率いる集団に主人公であるトルフィンが所属していました。
トルフィンは、ある戦いで挙げた戦功の報酬として、アシェラッドとの一騎打ちを望みます。
トルフィンは何故アシェラッドとの一騎打ちを望むのか、理由は、トルフィンの過去に遡ります。
「ヴィンランド・サガ」は、主人公であるトルフィンの壮絶な人生を中心に、11世紀の北ヨーロッパの世界を描く壮大な歴史漫画です。
オススメポイント
大河ドラマのような壮大なストーリー
「ヴィンランド・サガ」は、大きく4編に分かれており、主人公のトルフィンの幼少期からの人生を丁寧に描いていきます。
ヴァイキングの集団に所属し、北ヨーロッパ各地の戦いに参加する第1部、戦いとは別のことに没頭することになる第2部、新たな目標を見つけ、その目標を実現するため行動を開始する第3部、とうとう目標に着手する第4部により構成されています。
トルフィンが参加する戦いの規模は大きく、また、トルフィンが目標を見つけるまでの考え方もスケールが非常に大きいです。
ストーリーのスケールの大きさは、まるで大河ドラマのようです。壮大なストーリーが好きな方はきっと好きになると思います。
濃厚な人間関係と強烈なキャラクター
主人公のトルフィンを固めるキャラクターたちは強烈な個性を持っています。
トルフィンの父であるトールズ、姉のユルヴァ、所属する集団の頭領であるアシェラッド、戦い大好きのトルケルをはじめとして、たくさんの個性あふれるキャラクターが登場します。
これらのキャラクターと主人公のトルフィンが濃厚に絡みます。ある人はトルフィンを支え、ある人はトルフィンに目標を与え、ある人はいつまでもトルフィンに付きまといます(笑)
この濃厚な人間関係が、トルフィンの人格形成に強く影響し、ストーリーを盛り上げていきます。
お気に入りのキャラクターを見つけて、その人の目線でストーリーを追ってみるのも面白いでしょう。
安定したキレイな作画
「プラネテス」でも、すでに作画が相当安定していましたが、「ヴィンランド・サガ」では、さらに磨きがかかっています。
「ヴィンセント・サガ」は、多くの人物が描かれ、動きも大きいのですが、どの場面も非常にキレイな作画で乱れがありません。
こんなに安定した作画の漫画はなかなかないといえるレベルです。漫画を選ぶ際に作画のキレイさを重視する方にも安心してオススメできる作品です。
今後の注目ポイント
トルフィンの目標は達成できるのか
トルフィンは、様々な経験を経て、ある大きな目標を目指すようになります。
その目標は、一個人の抱く目標としては、あまりに壮大な目標になります。
ここまでのストーリーでは、その目標に実際に着手するところまでは至っていないので、今後どのように、目標を実現していくのか、非常に楽しみです。
新たに出会うキャラクターは?
すでにご紹介したとおり、「ヴィンランド・サガ」は、強烈なキャラクターが特徴の一つです。
今後、トルフィンが新たな舞台に進むにあたって、きっと強烈なキャラクターが現れることでしょう。
どんな個性的なキャラクターが登場するのか、今から楽しみでなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、オススメ連載中漫画「ヴィンランド・サガ」を紹介してきました。
歴史漫画が好きな方には、非常にオススメの漫画です。興味を持った方は、是非読んでみてくださいね。