「分散投資の良いところと悪いところって何だろう?」
積み立てNISA、イデコなどで注目を浴びている分散投資ですが、メリット・デメリットが分からないと始められないですよね。
この記事では、分散投資のメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
分散投資を始めたいと思っている方は参考にしてみてくださいね。
分散投資のメリット
分散投資のメリット
- 値下がりに強い
- 集中投資に比べると考えることが少ない(一定の自動化が可能)
分散投資のメリットを活かせる方
分散投資のメリットを活かせる方は、投資に費やす時間がとりにくい方です(もちろん投資をする以上、しっかり投資の勉強に時間を使った方がベターです。)。
その理由は、集中投資のデメリットから考えると分かりやすいです。
集中投資は、少ない銘柄に投資するので、その銘柄が大きく値上がりしたときは大きく儲けられますが、値下がりしたときは大きくマイナスになります。
そのため、そのリスクを防ぐため、投資したいと思う銘柄のことをしっかり調べないといけません。
一方で、分散投資は、一部分の値下がりを他の銘柄でカバーすることができるので、一部の銘柄が大幅に値下がりしても、保有銘柄全体への影響は大きくありません。
また、日経平均等の指標に連動する商品へ投資する場合は、そもそも自分で銘柄を選べない(指標を選んではいるが)ので、一つ一つの銘柄を調べる必要はありません。
分散投資は、値下がりリスクが抑えられており、銘柄を調べる時間も少なくて済むので、投資に費やす時間がとりにくい方には向いているのですね。
分散投資のデメリット
分散投資のデメリット
- 1年で何倍もの値上がりは難しい
- 何を買っているか分からない
分散投資のデメリットが気になるであろう方
分散投資のデメリットとして一番気になるであろうことは、集中投資に比べ、値上がりが緩やかであることです(これは、値下がりに強いことの裏返しですが。)。
そのため、短い期間で稼ぎたい!という方には分散投資は向かないでしょう。
また、分散投資は、数多くの銘柄に同時に投資するので、自分が何に投資しているのか分からなくなります。
したがって、自分でじっくり銘柄分析をして投資を楽しみたい方には向かないといえるでしょう。
分散投資をオススメできる方
分散投資のメリット・デメリットから、分散投資をオススメできる方は、
- 投資に費やす時間を確保しにくい方で
- 長期間かけて資産を形成することを目標としており
- 株式投資自体を楽しみたいという強い気持ちのない方(これはそれほど重要ではないですが)
ということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、分散投資のメリット・デメリットから、分散投資をオススメできる方を紹介しました。
分散投資に興味のある方は、参考にしてみてくださいね。