「面白くて評価の高い漫画を読みたいなあ。」
「完結済みの漫画を一気読みしたいな!」
時間のあるときには、漫画を読みたくなる方は多いのではないでしょうか。そして、時間がいっぱいあるのであれば、完結済みの漫画を一気読みするのはいかがでしょうか。
この記事では、オススメ完結済み漫画「鋼の錬金術師」を紹介していきます。
言わずと知れた名作ですね!知ってはいるけど、読んだことないよという方は、是非読んでみてください!
基本情報
作者:荒川弘
作者は、荒川弘さんです。
「鋼の錬金術師」が代表作ですが、最近完結した「銀の匙」も面白い漫画ですね。どんなテーマでも面白い漫画家さんです。
巻数:27巻
巻数は、全27巻です。
一気読みをするには、少し多めの巻数ですね。
しかし、ストーリーは、巻数を感じさせない疾走感があり、中だるみ等もありません。短編かと思えるほどの密度があります。
ガンガンコミックス
「鋼の錬金術師」は、ガンガンコミックスを代表する名作ですね。
「鋼の錬金術師」の最終回が掲載されたガンガンが店頭からなくなったのは衝撃的でした。あまりに売れたため、次刊にも最終回が掲載されるという異例中の異例の出来事がありました。
あらすじ
エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟は、最愛の母を生き返らせようとし、錬金術の最大の禁忌である人体錬成を行おうとします。
結果として、人体錬成は失敗し、エドは、左足を、アルは全身を失い、さらに、エドはアルの魂を鎧に定着させるため、右腕も失います。
エドは、ウィンリイ・ロックベルの助けを借り、右腕と左足に機械鎧を装着し、自分とアルの身体を取り戻すため、アルとともに旅にでます。
2人は、旅の中で様々な戦いを経験しながら、世界の闇を解き明かしていきます。
2人がたどり着く答えとは、身体を取り戻すことはできるのか。命とは何か、人間とは何かを考えさせられる最強のダークファンタジー漫画です。
オススメポイント
暗すぎないダークファンタジー漫画
「鋼の錬金術師」は、ダークファンタジー漫画と銘打っているだけあって、テーマは重いです。
命であったり、社会を裏から支配する勢力だったり、ストーリー自体は、ダークでシリアスです。
しかし、登場人物のキャラクターが明るく、かつ魅力的であるため、重いテーマながらもそれほど心が沈まずに読むことができます。
ダークだけど、暗くなりすぎない絶妙なバランスが、この漫画が大ヒットした理由の一つではないでしょうか。
20巻を超える漫画では唯一無二の完成度
完結済みの漫画で完成度が高い漫画は、20巻未満の作品が多いように感じます。
20巻を超えてくると、漫画の長さとしてはそこそこの長さとなってくるので、一つのストーリーで中だるみなく完結させるのが難しいのですね(長編の漫画は、「○○編」というようにある程度区切られているものが多いですよね。)。
しかし、「鋼の錬金術師」は、例外です!
「鋼の錬金術師」は、エドとアルが様々な場所で様々な戦いを乗り越えながら、賢者の石の真実など、世界の闇に迫っていきます。
そのストーリーは疾走感があり、全く中だるみせず、気づくと20巻を超えています。
そして、圧巻はラストの展開です。それまで出てきた多くの登場人物が一堂に会して、物語のラストの戦いに臨みます。
驚くべきは、最終話とその前の話のページ数です。最終刊は、何と2話しか入っていません!最終話とその前の2話のページ数が非常に長いのです。
そのため、物語のクライマックスで、連載漫画ならではの話の区切りがありません。ラストまで一気に駆け抜けてしまうので、その盛り上がりは最高です。
連載漫画でこれをできるのは、完全に特別扱いですね。他の漫画でしようと思ってもできないことでしょう。
個性的で魅力的なキャラクター
「鋼の錬金術師」のキャラクターは、再登場のときに「これだれだっけ?」というキャラクターがいません。
反対勢力も含めて、どのキャラクターにも強烈な個性があり、かつ非常に魅力的なので、勝手に覚えてしまうのです。
読み進めるたびに、好きなキャラクターがどんどん増えていってしまうことでしょう。
オススメできる方
有名作品を押さえておきたい方
「鋼の錬金術師」は、ドラゴンボール、スラダンといったその年代の人の多くが読んでいたといえる作品に匹敵する超有名作品です。
一般教養として、有名な漫画を押さえておきたいという方は、必ず読むべき漫画といえるでしょう。
正直どなたにでもオススメ
「鋼の錬金術師」ほど、どんな方にもオススメできる作品はないかもしれません。
どんなジャンルの漫画が好きな人でも、もしかしたら漫画にほとんど興味がない人でも、「鋼の錬金術師」はハマってしまうかもしれません。
それほど魅力的な面白い漫画です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、オススメ完結済み漫画「鋼の錬金術師」について紹介してきました。
絶対に読むべきといえる漫画ですので、興味を持った方は、是非読んでみてくださいね。