「面白い漫画を読みたいけど何かないかなあ。」
「一気に読みたい派だから、完結済みの作品を読みたいな!」
あなたも、連休中など時間のあるときに、漫画を一気に読みたくなったことが一度はあるはずです。そして、一気読みするなら完結済みの漫画が良いですよね。
この記事では、オススメの完結済み漫画「惑星のさみだれ」について紹介していきます。
面白い漫画を読みたい方は、参考にしてみてくださいね。
基本情報
作者:水上悟志
作者は、水上悟志さんです。
水上悟志さんは、ほかにも数々の名作を世に送り出している漫画家さんで、しっかりと組み上がったストーリー構成に特徴があります。
とにかくどの作品もよくまとまっており、漫画を連載している段階でストーリーがしっかり構築されていることが感じられます。
巻数:10巻
「惑星のさみだれ」は、10巻完結の漫画です。
ボリュームはそれなりにありますが、ストーリーに夢中になるといつの間にか読み終わってしまいます。
ヤングキングコミックス
ヤングキングコミックスで出版されています。
書店では大きく取り扱われていることが少ないので、少し見つけにくいかもしれません。
あらすじ
主人公の雨宮夕日は、平凡な大学生。そんな夕日の前にある日突然しゃべるトカゲが現れます。
そのしゃべるトカゲは、夕日に地球を守る騎士の一人として選ばれたことを伝え、指輪と能力を与えます。
夕日は、さっそく地球を破壊しようとする敵の魔法使いが生み出した泥人形に襲われますが、隣人である朝日奈さみだれに救われます。
平凡な大学生であったはずの夕日は、朝日奈さみだれに忠誠を誓い、他の騎士たちとともに泥人形の戦いに臨むことになります。
オススメポイント
子どもが大人になる物語
「惑星のさみだれ」で一番のオススメポイントは、夕日とその仲間達の成長が描かれている点です。仲間の騎士たちは、夕日と同じくらいの大学生世代、夕日より年上の大人世代、夕日より年下の子供世代の三世代に分かれています。
夕日は、大学生ですが、最初は精神年齢が年齢より少し幼い(短絡的でひとりよがりな傾向あり)です。
その夕日が、自分より年長者の大人世代の姿を見て、精神的に段々と成長していきます。そして、大人に近づいていき、子供世代の仲間たちを守る頼れる大人へとなっていきます。
最初は、全く頼りなく、危うげな印象の夕日が、かっこいい大人に成長していく姿は感動を覚えます。
日常の穏やかさと戦闘シーンの緊張感とのギャップ
惑星のさみだれは、主に和やかな日常パートと命がけの戦闘パートに分かれています。
日常パートから戦闘パートへは突然切り替わるので、戦闘にかり出される緊張感が常に感じられます。
その緊張感をもって読み進めるといつの間にか1巻読み終わってしまうということもあります。
加速する面白さ
最初は少し重い展開が続き、さきほども述べたように、夕日も短絡的で極端な思考回路を持っているので、感情移入もしにくいです(そのため、1巻で挫折する方もいるとか。)。
しかし、序盤で読むのを止めてしまうのは非常にもったいないです。物語は、中盤から加速度的に面白くなっていきます。
多くの漫画は中だるみがあったり、勢いの頂点が途中にあったりしますが、惑星のさみだれはそんなことはありません。
この漫画は、最後の面白さの頂点に向けて面白さが加速していきます。
途中から漫画を読む手が止められなくなるでしょう。
こんなあなたにオススメ
ストーリー重視のあなた
惑星のさみだれは、しっかりストーリーが構成されています。
そのため、ストーリーの破綻等がなく、中だるみもないので、ストーリー重視の方には非常にオススメです。
青春を感じたいあなた
惑星のさみだれでは、泥人形との戦闘がストーリーの軸とはなっていますが、夕日を中心とした恋愛、友情といった青春ストーリーもふんだんに盛り込まれています。
大学生の友人同士のノリなど、リアルな大学生活を感じられる部分もあり、自分の大学時代の思い出を思い返す方もいるのではないでしょうか。
青春ストーリーが好きな方はオススメです。
動物好きのあなた
惑星のさみだれでは、騎士のパートナーとして獣の従者がいます。
夕日のパートナーは、トカゲですね。その他にも、犬、猫、鶏などの様々な動物が従者として登場します。
従者は、それぞれ個性があり、かわいいので、動物好きの方は動物たちとの交流も楽しむことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、オススメ完結済み漫画「惑星のさみだれ」について紹介してきました。
興味が出てきた!読みたい!という方は、是非読んでみてくださいね。