「完結済みの面白い漫画を一気読みしたいな。」
あなたも、時間のあるときに漫画を一気読みしたいと思ったことがあるのではないでしょうか。そんなときは、せっかくだから完結済みの漫画を読みたいですよね。
この記事では、オススメ完結済み漫画「寄生獣」を紹介していきます。
オススメ完結漫画というジャンルでは、必ずと言ってよいほど名前が挙がる超有名漫画ですね。
基本情報
作者:岩明均
作者は、岩明均さんです。
名作を残している漫画家さんです。
「寄生獣」は、岩明均さんの代表作です。
巻数:10巻
巻数は、全10巻になります。
週末の一気読みには、ちょうど良い巻数ですね。
アフタヌーンコミックス
アフタヌーンコミックスから発行されています。
あらすじ
ある日の夜、空からテニスボールぐらいの大きさの物体が降ってきて、その物体からパラサイトが出てきます。
そのパラサイトは、人間などに侵入し、その脳に寄生することで、人間を支配する力を有していました。しかも、パラサイトは、寄生部分になりかわり、その形を自由に変えることができるため、寄生した頭部を変形させるなどして、他の人間を攻撃しだしたのです。
主人公は高校生の泉新一です。
一体のパラサイトが、新一に寄生しようとしますが失敗し、新一の右手に寄生することになり、新一により、このパラサイトはミギーと名付けられます。
この日から、新一とミギーの奇妙な共同生活が始まり、普通の高校生であった新一は、パラサイトとの戦いに巻き込まれていくことになります。
人間とパラサイトとの戦いを描くSF漫画です。
オススメポイント
のめり込む人続出!?意外性のあるストーリー
「寄生獣」では、予想を裏切る意外性のあるストーリー展開が結構あります。
この人はこう動くんだとか、新一がそういう風に考えるのかといった驚きがたくさんあります。
そのため、読んでいると次はどうなるんだということが気になり、どんどんストーリーにのめり込んでいくことになります。
のめり込んだまま次の話へ次の話へと読んでいくと、いつの間にか完結まで読み切ってしまっていることでしょう。
新一とミギーの相棒関係
新一とミギーは、特殊な相棒関係にあり、この関係が「寄生獣」の魅力の一つです。
ミギーは、新一から栄養をもらっているため、基本的には新一を守るのですが、新一がミギーの利益にならないこと(ミギーの存在を他人に話そうとするなど)をしようとすると、一切新一に協力しなくなります。
この奇妙な依存関係が妙にクセになり、他の漫画にない魅力を引き出しています。
この相棒関係も一緒にいる時間が増えるに従って変化し、その変化がまた面白いのですが、そこは読んで確かめていただきたいです。
人間ってどんな存在??哲学的テーマ
「寄生獣」では、冒頭から人間が地球環境を破壊しているのではないか、ともとれる問題提起から入ります。
その導入からすると、全体として人間の行動に警鐘を鳴らす内容かとも思います。
しかし、そのまま単純に人間に対する批判では終わりません。
新一やミギーなどの台詞や心情を通して、人間の存在とは何かという問題について考えさせ、最終的にはあるメッセージを伝えてきます。
ここについても、是非読んで確かめていただきたいです。
オススメできる方
哲学的テーマを考えながらも面白い漫画を読みたい方
哲学的テーマを扱う漫画は、つい説教くさくなりがちです(笑)
哲学的テーマを読者に考えさせながら、なおかつストーリーも非常に面白いという漫画はなかなか貴重です。
(他の漫画でぱっと思いつくのは「プラネテス」とかですかね。オススメ完結済み漫画「プラネテス」)
漫画で何かを考えることを求める方には、是非一度手に取ってみていただきたい作品です。
超有名作品を読んでみたい方
「寄生獣」は、面白い漫画というテーマで漫画を挙げてもらうと、必ず候補に挙がってくるほどの超有名漫画です。
1巻の発売が約30年前ですが、今でも読まれている作品ということからも、その人気がうかがわれます。
漫画好きとして、超有名作品は押さえておきたいという方は、読むべき作品といえるでしょう。
もっとも、過激な描写はあるので、そのような描写が苦手な方は気をつけてください。「寄生獣」が描くメッセージ性を感じ取ることができる年齢になってから読むことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、オススメ完結済み漫画「寄生獣」を紹介してきました。
興味を持った方は、読んでみてくださいね。