漫画

オススメ完結済み漫画「戦国妖狐」

「面白い完結済み漫画が知りたい!」

「アツいバトルが楽しめる漫画はないかな?」

時間があって暇なときは、漫画を一気に読みたくなりますよね。その漫画が完結済みだと次の巻を待たなくて良いので、一気読みにはうってつけです。

この記事では、オススメ完結済み漫画「戦国妖狐」を紹介していきます。

アツいバトルが楽しめる壮大なストーリーが人気の漫画です。

基本情報

作者:水上悟志

作者は、水上悟志さんです。

ストーリー構成が素晴らしい漫画家さんですね。

「戦国妖狐」の他にも、名作といえる完結作品があり、このブログでも紹介しています。

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巻数:17巻

巻数は、全17巻です。

水上悟志さんの作品としては、少し長めの巻数です。

もっとも、「戦国妖狐」は二部構成となっているため、中だるみもありません。

コミックブレイド

コミックブレイドで連載されていました。

書店で見つけるのは少し難しいかもしれないので、ネットでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

あらすじ

舞台は、人と闇(かたわら)と呼ばれる妖怪・変化が共存する時代

妖狐のたまと仙道の迅火は、悪行に手を染める人々を更生させる旅をしている世直し姉弟(義兄弟)です。

その旅の途中で、自分の剣の腕を磨くための修行中である浪人兵頭真介に出会います。

たまと迅火を真介が尾行する形で始まった3人の旅ですが、3人は、その道中で闇退治集団である断怪衆に遭遇し、断怪衆が霊力強化改造人間という存在を作り出していることを知ります。

断怪衆の行為が人道に反すると判断したたまは、その行いを正すため、断怪衆の総本山に乗り込もうとしますが・・・・・・。

人と闇の関わり、登場人物の友情・愛情を壮大なスケールで描いた物語です。

オススメポイント

迫力あるバトルシーンが多数

「戦国妖狐」は、人間や妖怪や土地神などがバトルに参加してきます。

妖怪や神などは、バトルのスケールが大きく、迫力あるバトルが繰り広げられます。

後半のバトルでは、多数のキャラクターによるバトルが繰り広げられ、時代とも相まって、まるで合戦シーンのようになっています。

水上作品では、ほかの作品もバトルシーンがあるものが多いですが、「戦国妖狐」は、その中でも特にバトルシーンが多い作品となっています。

心の強さを描く物語

すでにご紹介したように、妖怪や神がバトルに参加してくる「戦国妖狐」では、人間はひ弱な存在です。

1話目から登場する真介は、ただの人間ですので、単純な戦闘能力では他の主要登場人物と比べると劣ります。

しかし、真介は、ただのおまけではありません。大きな挫折を乗り越えて大きく精神的に成長していき、物語を通して非常に重要な役割を果たしていきます(個人的に真介が好きなので真介中心になりましたが、もちろん他にも強い心を持ったキャラクターが出てきます。)。

バトルが多い漫画だと、能力が高いキャラクターが中心になり、そうでないキャラクターは存在感が薄くなりがちですが、「戦国妖狐」は、心の強さに意味をもたせることで、戦闘力に劣るキャラクターにも意味が与えられています。

充実の後日談

「戦国妖狐」は、充実した後日談が大きな特徴です。

最後の戦いを終えた登場人物達がその後、どのような人生を送るのかが丁寧に描かれています。

後日談はどうしても蛇足になりがちなので、後日談を描かず、読み手の好きに想像してもらうというスタイルの漫画も多い中、「戦国妖狐」はしっかりと後日談を描ききっています。

後日談は決して蛇足にならず、たっぷりだけどすっきり終わります。この後日談が、作品のレベルを一つ上げているなあと感じます。

オススメできる方

アツいバトル漫画が好きな方

「戦国妖狐」は、とにかくアツいバトルシーンが多い漫画になっています。

特に、第二部からは、主人公のライバル関係のキャラクターも登場します。

ライバル同士のバトルがアツいのは、どの漫画も同じですね。

このあたりは、正に王道の少年漫画という感じなので、少年漫画のバトル漫画が好きだという方は、楽しめるでしょう。

友情や愛情の物語が好きな方

「戦国妖狐」では、第一部の主人公である迅火とたまの関係、真介と灼岩との関係、第二部の主人公とライバルの関係など、様々な人間関係が描かれています

登場人物たちは、その人間関係に支えられ、それぞれ成長していきます

後日談の部分でも触れましたが、その人間関係が最初から最後まで、しっかりと描かれているので、友情や愛情の物語が好きな方は、消化不良感もなく、満足することができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、オススメ完結済み漫画「戦国妖狐」を紹介してきました。

興味を持った方は、是非読んでみてくださいね。