「面白いSF漫画読みたいな!」
「一気読みしたいから、面白い完結済みの漫画はないかな。」
あなたも、連休中など時間のあるときに、漫画を一気に読みたくなったことが一度はあるはずです。そして、一気読みするなら完結済みの漫画が良いですよね。
この記事では、オススメの完結済み漫画「スピリットサークル」について紹介していきます。
面白い漫画を読みたい方は、参考にしてみてくださいね。
基本情報
作者:水上悟志
作者は、水上悟志さんです。
水上悟志さんは、ほかにも数々の名作を世に送り出している漫画家さんで、しっかりと組み上がったストーリー構成に特徴があります。
とにかくどの作品もよくまとまっており、漫画を連載している段階でストーリーがしっかり構築されていることが感じられます。
他の代表作としては、「惑星のさみだれ」があります。
巻数:6巻
「スピリットサークル」は、全6巻です。
スピリットサークルの勢いのあるストーリーと相まって、一気読みしてしまう巻数です。
ヤングキングコミックス
ヤングキングコミックスで出版されています。
書店では大きく取り扱われていることが少ないので、少し見つけにくいかもしれません。
あらすじ
少し霊感があるものの、普通の中学生の桶屋風太は、仲の良い友人と幸せな日常を過ごしていました。
しかし、風太のクラスに石神鉱子が転入してくると、その日常は一変します。
風太は、鉱子に男の背後霊がついていることに気づきます。風太が背後霊のイーストと話してしまったことをきっかけに、風太は鉱子に円形の道具「スピリットサークル」で殴られ、過去生を巡る物語に旅立つことになります。
オススメポイント
「自分とは何か」を考えさせられる物語
スピリットサークルの主人公である風太は、自分の過去生を見ることによって、いくつもの人生を体感します。
風太は、過去生での因縁や感情に振り回されながらも、過去生の因縁を晴らすために行動していきます。
過去生は、自分であって自分ではない、それでは自分とは何なのか、そんなことを考えさせられる物語になっています。
何人もの人生を垣間見ることができる
風太は、自分の過去生として、いくつもの人生を体感します。
その人生の中には、幸せな人生、悲しい人生、平穏な人生など、様々な人生が含まれています。
読み手であるあなたは、風太を通して、そのいくつもの人生を体感したような気持ちになることができます。
全6巻という長くはない巻数ながら、非常に濃い読み応えを感じるのは、いくつもの人生を体感することができるからではないでしょうか。
人との繋がりを感じることができる(爽やかな青春ストーリー要素も)
スピリットサークルでは、風太の友人の過去生も登場します。
いくつもの人生に跨がる人と人との繋がりを感じることができます。
また、風太は、(霊感がある)普通の中学生なので、中学生ならではの恋愛・友情といった青春ストーリーの要素も含まれています。
決して恋愛がストーリーの中心ではありませんが、ストーリーに爽やかなアクセントを加えています。
オススメできる方
少し勇気付けられたい方
風太は、過去生の因縁に振り回されたり、無力感を感じさせられたりしながらも、最終的には、自分の力で自分の人生を切り開こうとしています。
あなたも生きていくなかで、無力感を感じることもあるでしょうが、風太の姿は、そこから一歩踏み出す勇気をあなたに与えてくれるでしょう。
人と人との繋がりを感じたい方
すでにご紹介したとおり、スピリットサークルは、人と人との繋がりを感じることができる漫画です。
そこで感じる風太と友人達との繋がりは、あなたの心を暖かくしてくれるでしょう。
読み終わったときには、自分の身近な人も自分にとって風太の友人のような繋がりのある人ではないかと感じ、もう少し大切にしようと思えるかもしれません。
緻密なストーリー構成を楽しみたい方
水上悟志さんの他の作品である「惑星のさみだれ」の記事でも、ストーリー構成の巧みさには触れましたが、「スピリットサークル」では、ストーリー構成がより緻密になっています。
巻数が少ないのに、前世が現在の世界に繋がっていく構成、自然に張りめぐらされた伏線など、ぎっちり詰め込まれています。
詳しくは言えませんが、最終巻のストーリーは鳥肌ものです。
緻密なストーリー構成がお好きな方には、非常にオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、オススメ完結済み漫画「スピリットサークル」について紹介してきました。
興味が出てきた!読みたい!という方は、是非読んでみてくださいね。