資産運用

長期投資のメリットとデメリット

「サラリーマンには長期投資がオススメと聞いたけど本当なの?」

「長期投資で気をつけるべきことはあるの?」

この記事では、長期投資のメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

サラリーマンの資産運用として、たびたびオススメされる長期投資。メリットとデメリットを理解して実践したいですよね。

長期投資に興味があるよ!というあなたは、是非参考にしてみてください。

長期投資のメリット

メリット

  1. 売買にかける時間が短い
  2. 短期の値動きに左右されない

メリットを活かすことのできる人は?

長期投資のメリットを活かすことができる方はどのような方なのでしょうか?

それは、日中働いているサラリーマンのあなたです!

まず、メリット1に記載しましたが、長期投資は、日中に売買をできない方でも実践することができます。

長期投資は、数ヶ月から数年の株式の値上がりを狙う投資なので、売買の回数は当然少なくなります。そのため、長期投資は、忙しくてなかなか時間が取れないサラリーマンも行えます。

また、時間外で売買の予約を入れておいて売買をすることもできます。

そのため、午前9時から午前11時30分、午後0時30分から午後3時までという市場が開いている時間に取引をできないサラリーマンでも、長期投資なら行うことができます。

逆に言うと、日中に取引できないサラリーマンは、短期投資を行うのはハードルが高いといえますね。

次にメリット2についてです。

投資は、自分の資産が増減するので、減少したときは非常にストレスになります。

そして、だんだんと本業の仕事がおろそかになるなんてことも・・・・・・。それは困りますよね!

長期投資は、日々の短期的な値動きはあまり気にしないとする投資なので、日々の値動きにストレスを感じにくくなります。

本業があるサラリーマンのあなたには、この点もメリットといえるでしょう。

長期投資のデメリット

デメリット

  1. 損切りが難しい
  2. 資産の増加スピードは短期投資に比べ遅くなりがち

デメリットから気をつけるべきことは?

では、長期投資で気をつけるべきことは何でしょうか?

長期投資の一番のデメリットは、デメリット1でご紹介した「損切りが難しい」という点です。

長期投資は、長期の値上がりを目指す投資です。株式の価値は、たとえ値上がりするとしても、素直に右肩上がりすることはほとんどありません。値が下がってしまう時期もあるのです。

短期投資は、損切りラインを定めやすいですが、長期投資は、値下がりのタイミングで毎回損切りばかりしていると、なかなか資産を増やすのが難しいので、損切りラインを定めにくいのです。

結果として、なかなか損切りをすることができず、多額の含み損を抱えることも・・・・・・。

長期投資は、意外と損もしやすい投資法なので、リスク対処はしっかりすべきでしょう。

デメリット2点目は、資産の増加スピードが早くはないことです。

うまくいった場合は、ですが、短期の値上がりをしっかり取ることができるのであれば、短期投資の方が資産の増加スピードは早いです。

そのため、長期投資に取り組む方は、目標を高く持ちすぎず、年数%程度で良しと考えて取り組むべきでしょう(年数%でも複利の力はすさまじいので、十分な資産の増加が期待できます。)。

長期投資をオススメできる方

オススメできる方は「投資の勉強をする時間のないサラリーマン」

長期投資をオススメできる方は、

  1. 投資の勉強をする時間のない
  2. サラリーマン

です。

理由は、投資の勉強をする時間のないサラリーマンに短期投資はできないからです。

短期投資は、日中に市場を確認できなければなりませんし、1日の値動きを予想するためには、腰を据えて株の勉強をする必要があります。サラリーマンには、短期投資は難しいのです。

長期投資はリスク管理はしっかりと

ここまで読んでいただいたあなたは、長期投資をオススメする積極的理由があまりないことに気づいたでしょう。長期投資は意外とデメリットも大きいのです。

そこで重要なのは、しっかりとリスク管理することです。

オススメは、「分散投資との併用」です。代表的なものは、インデックス投資ですね。

分散投資によりリスクを減らし、長期的な市場の成長に乗って利益を上げていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

投資の勉強をする時間のないサラリーマンには、長期(・分散)投資がオススメということですね。資産運用を考えるサラリーマンの方は、参考にしてみてください。

分散投資については、また別の記事で触れたいと思いますので、そちらの記事も参考にしてみてくださいね。